未成年の自転車事故…保険ってつかえない?


子どもが移動手段として使うものには自転車があります。
小学生になれば行動範囲が広がってくることになりますので、自転車で移動をして友達と遊びに行くようなこともあるでしょう。
中学生や高校生になってくれば、学校に通学するのにも自転車を使うことになりますので、毎日といっていいほど自転車に乗る機会があるはずです。
未成年の子供が自転車に乗っているときに自転車事故を起こしてしまったときのためには、どのような保険に加入しておけばいいのでしょうか。
いくら未成年だといっても、自転車事故を起こしてしまえば責任が生じることになりますので、未成年のしたことだからと言い逃れはできなくなります。
自転車事故を起こした場合には、被害者に対しての損害賠償責任が出てきますので、必要な額を支払わなくてはなりません。
人命にかかわったり、後遺障害が残るような事故を起こしてしまうと、損害賠償額もかなりの金額になりますので、個人賠償責任保険に加入しておくといいでしょう。
子どもが自転車に乗っていたくらいで大きな事故は起こさないだろうと思っていたとしても、どのような事故を起こしてしまうかはわかりません。
自転車に乗り始めたころには、運転に慣れていませんので事故を起こしやすいですし、年齢が上がって自転車にも慣れてくれば、ついスピードを出しやすくなることもあります。
子どもが自転車に乗り始めたのであれば、個人賠償責任保険に加入しておくことによって、事故が起きたときのために備えることもできますので、必ず加入しておくといいでしょう。
個人賠償責任保険に加入しているからといって事故を起こしてもいいと言うものではなく、日ごろから安全に走行するように指導をしていく事です。

c2001-2016 交通事故 弁護士, All rights reserved.